岡田ジャパン

2009'10.30 (Fri)

J1 リーグ 大分 vs 京都 (1-1)

泣くなら試合でなく練習で

<10月24日 西京極スタジアム>

今日の試合は岡田ジャパンの試合ではないが,J1リーグの降格試合となるかも
知れない大分対京都の試合を見よう。こういう試合は結構面白いから。

このところ監督が交代して好調の大分は,さっそく1点先取した。おまけに,
レッドカードで相手が一人少なくなった為か,調子に乗って攻め立てたが見事
に同点にされてしまった。このモロさが,このチームの特徴なのだろう。

けが人が多いためか運動量が足りない。試合終了後,J2への降格が決まって
泣きだす選手もいたが,もっと練習で走りこんで泣きたくなるほど練習して,
その代わり試合後には泣かなくてもいいような試合をしてほしい,と言いたい
のだが選手層が薄い弱小チームにはそれは無理というものか。

しかし,それができなければ,たとえ再度J1に戻れても,またすぐに降格する
ということなのだ。

この試合だけをみると,明らかに選手たちが未熟であり練習不足と見えるが,
実は試合をしているのは選手だけではないのであり,監督や会社全体でも一緒
に試合をしているのであり,大分の場合このサポート体制がやや低下している
のではないかと心配される。

28日のACL準決勝の名古屋の敗戦も同じことが言えるようで残念だ。確かに,
選手たちのパスミスは多すぎるが,ミスが少なくて済むような戦術が求められ
るのではないか。ストイコビッチは最高の選手だったが,監督としては不合格
ではないだろうか。

岡田ジャパンも最近の親善試合では好調を続けているのは,選手たちが好調
だからだろう。もし11月14日の南アフリカ戦に苦戦するようならば,なぜ苦戦
したかを国民に説明しなければならないだろう。そのときは辞表を手に帰国し
てほしい。南アのFIFAランキングは日本の2倍以上なのだから…。■

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2009'10.15 (Thu)

親善試合トーゴ戦 5-0 岡ちゃんの勝ち

ただの練習試合だった


<10月14日 宮城スタジアム>

トーゴは前回のスコットランド同様にW杯出場を逃したばかりで,主力選手は
がっかりしたらしく来日していないらしい。FIFAランキング71位やる気のない
選手を集めた2軍どころか3軍(?)と言った方がいいかも…。しかし,身体能力
は高いだろうから,油断は禁物だ。

それはそれとして,日本のスタメンはどうなるだろうか?FWは森本や岡崎など
近年になく充実しているので,大久保以外なら誰が出ても問題ないのではない
だろうか。

問題はMFであるが,2列目が中村俊輔と憲剛,3列目が遠藤と長谷部とのこと,
無難なメンバーでスタートした。

試合が始まると,日本は早めにゴール前の岡崎と森本めがけてクロスを入れる
練習通りの試合運びを見せて,10分余りで3点を取ってしまった。

しかし,相手はまるで消化試合と考えているようで,何点取られても淡々と
試合を進めるだけであり,これではW杯出場のための練習には全くならない。

例えば,中村俊輔・憲剛や遠藤のようにボールさばきはうまいがフィジカルの
弱い選手が3人も入ると,今日のような元気のない相手には”うってつけ”だが
W杯本戦のような激しいゲームには通用しないのではないだろうか。

今日の試合でも,この3人は素晴らしいパスを何度も蹴っていたが,憲吾は体
をぶつけられると簡単に転んでしまう。Jリーグではファールをもらえるかも
知れないが,W杯では無理だ。そんな選手が3人もいては本番では勝てない!

サッカーは格闘技だ。特にW杯は本能むき出しの肉弾戦だからこそ世界が熱狂
するのであり,いくらパス・サッカーがうまくてもW杯では通用しないと思う。

どうしても本田圭佑の力が必要である。W杯に出てくるような外国の選手は
日本選手よりも圧倒的に足が速いから,石川も外せない。

だから,やや体力的に低下傾向の見られる中村俊輔と遠藤をボランチにして,
本田と石川を2列目に使うのが良いのではないか。

W杯に入る前にこのスタメンで,ぜひとも一度戦ってもてほしいものだ。
アーリークロスと言う岡田監督の作戦は今日の試合に高得点をもたらした。
しかし,これも足の速いDFの多いW杯出場チームには簡単には通じないだろう。
せめて,もう一つくらいは戦術を研究してほしい。

今日のような練習試合をやりたいのであれば,大学チームを相手にいくらでも
できるのではないか。やる気がない相手との試合結果は何の意味もない。特に
気になるのは,相手がまるで攻めてこないからディフェンスの練習が全くでき
なかったことだ。このままでは不安がつのるばかり。岡ちゃん,どうするの?

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2009'10.10 (Sat)

親善試合スコットランド戦 2-0 岡ちゃんの勝ち

もっと試合を楽しんでくれ!


<10月10日 日産スタジアム>

W杯出場を逃したスコットランドは9人もメンバーを入れ替えて来日したと言う。
FIFAの最新ランキングではスコット30位,日本は40位だが,相手が2軍である
ことと日本のホームゲームであることや中村俊輔がこの国のサッカースタイル
をよく知っていることなどを考えると,負けることはないだろう。

相手は2軍だと言われたくないだろうから,試合開始と同時に元気よく攻めて
くるに違いない。開始から15分ぐらいは適当にあしらう必要がある。それが
できれば,後は何とかなるだろうから,ぜひ試合を楽しんでほしいものだ。

さあ,どんな試合になるだろうか?

試合開始早々からは相手は攻めては来なかったが,だいたい予想通りの試合と
なった。8日の香港戦とメンバーをがらりと代えて,本田・石川・前田などが
先発した。いつもの,マンネリ化した岡田ジャパンと違って新鮮な雰囲気だ。

8日の試合と比べて,ブレーキになる選手がいなかったのは大変によろしい。
石川は特に良かった。石川のようにスピードのあるFWはどのチームに入っても
すぐに戦力になる。"スピード"は目立つから,パスを出しやすいのだろう。

後半,途中交代で入った駒野のクロスをこれも途中で入った森本が合わせよう
としたがその前に入った相手選手が慌てたためかオウンゴールしてしまった。
森本の得点と言っても何の問題もない。

石川に代わって大久保が入った。また下手な大久保か,と思ったが,高い位置
から体を張ってディフェンスに走り回っていた。大久保は先発ではなく,先制
した後などに絶対1点もやれない,というときには役に立つ。適役だ。

松井のボールさばきは,それを見ているだけで楽しい。本田はミスも目立つが
試合の最初から最後まで存在感は抜群である。追加点は本田の左足だった。

個性的なタレントぞろいの今日の試合はやはり楽しかった。選手たちも十分に
試合を楽しんだのではないだろうか。それでいいのだ。

さて,14日のトーゴ戦はどう戦うか。できれば今日のメンバーを中心に考えて
ほしい。個性的な才能が集まれば,監督が余計な指示をしなくても選手たちは
気持ちが通い合って良い試合をするものだと,今日の試合はそれを教えてくれ
ている。

これまでの全日本に比べて,現在の全日本は圧倒的にタレントぞろいである。
中村俊輔さえかすんで見える。後は監督の能力次第だ。■

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2009'10.09 (Fri)

アジア杯予選香港戦 6-0 で勝ち

テーマの見えない凡試合だ


<10月8日 日本平>

最新のFIFAランキング表を見ると香港は128位だった。こういうチームと戦う
ときは,もちろん負けるわけにはいかないが,何かテーマを持って試合に臨み
テストをするのが普通だろう。

新しい選手を試すとかシステムを試すとか戦術をテストするなど,せっかくの
機会だから,有効に使ってほしい。

ところが,期待された森本や本田は次の試合から,ということらしくスタメン
に新鮮味はなかった。唯一,大久保が入ったことは驚きだった。

大久保はこのところあまり得点がない。しっかり得点していたら神戸はもっと
上位にいるはずであり,なぜスタメンなのか理解できない。実際,試合中にも
何度となくミスパスをし,チャンスも潰していた。

選手を試すでなくシステムを試すでもなければ,新しい戦術を取り入れてみた
のだろうか?確かに,サイドからの攻撃が多く使われたが,新しい戦術という
ものではなかったと思う。

駒野や長友が攻め上がって何度となくクロスをあげてチャンスを演出していた。
長友はついでにシュートまで決めて存在感を示していたが,もっと強いチーム
なら,2人の裏のスペースにロングパスを蹴って攻撃するだろうから,今回の
ような単調なサイド攻撃を続けることは,強いチームには通用しない。

試合後の談話として岡田監督はニヤに早いクロスを入れてFWが飛び込む戦術を
試したかったらしいが,試合を見ていてそれを感じることはできなかった。

お笑いのネタと同じで後で説明をしてもらわないと解らないようでは,話に
ならないのだ。難しい戦術ではなくて,見ていて誰にでも解るようなネタを
もっと練習してもらいたい。そういうネタをいろいろと体で覚えて試合中に
選手たちが使い分けられるようにしてもらいたい。

国際的な公式試合はそんなに多くはないのだから,有効に使ってほしい。
監督の仕事は山のようにたくさんあるはずだ。■

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2009'09.25 (Fri)

ACL 名古屋 対 川崎 1-2

◆名古屋のケネディは即戦力になってるのに…

<9月23日国立>

岡田ジャパンの試合ではないが,ACL準々決勝の試合を見ることにしよう。
名古屋はストイコビッチ,川崎は関塚監督であるが,これまでのJリーグの
試合では両監督ともにこれといったミスはなかったと感じている。
岡田監督と比べながら,試合を見ることにしよう。

名古屋はボールを左右に散らしながらグランドを広く使って攻める形はこの
チームの良いときの姿だ。一方,川崎は足元のうまい選手が多いためだろう
どうしても中央に集まりたがるので,チャンスを自分たちで潰してしまう。
それぞれの持ち味とも言えるのだが…。

最初の1点は中村からのセンタリングをケネディに頭で合わされ,あっさりと
得点されたものだ。試合開始当初からケネディには密着マークがついていて
今日の得点は無理かと思われたが,時間がたつにつれてマークが甘くなった
ほんの一瞬の出来事であった。

名古屋の監督も選手たちもこの新顔のケネディを使いこなしてしまったいる。
ところで,今日の新聞によるとオランダリーグの本田はこの日2得点をたたき
出したとのことだ。

思い出すと,2週間前に欧州遠征した時の岡田ジャパンとしての本田はまるで
精彩がなかった。中村俊輔とポジションがぶつかるとかで,ゴタゴタしたらしい。
今,日本選手の中で世界中が最も注目している旬な選手は本田圭佑である。

監督も他の選手たちももっと圭祐を使おうとしなければならない。これから
ますます日本選手たちも外国で活躍するようになるだろうから,全日本となる
と多くの選手が世界各国から戻ってきてチームを創ることになる。

だから,監督はぼんやりしていては務まらない。たまにしか集まらない選手
たちの特性を日ごろから良く研究して,自分の戦術の中に無理なく組み入れ
なければならないからだ。

圭祐の特徴の分析と自分の戦術への組み入れにおいて,岡田監督の采配ぶりは
的外れに見える。次はイタリアリーグの森本貴幸も呼びたいとか言っていた。
圭祐一人使えないのに森本まで入れると岡田ジャパンはガタガタだ。偉そうな
ことを言うのは簡単だが…。

さて試合に戻ると,後半は名古屋の方が少し動きが鈍くなってきた。前半に
飛ばしすぎたのだろう。すると,ゴール前あたりに微妙な隙間ができてきて
ジュニーニョにその隙間をこじ開けられてしまった。

2点目は中村憲剛の頭脳的なフリーキックによる直接ゴールだった。両チーム
で3点とったことになるが,どれもチームの特徴が出た得点であった。しかし,
名古屋の選手はもっとスタミナをつけないと最後まで走りまわる川崎には今後
も勝てないのではないだろうか。

結果は別にして,チームの特徴がよく出た試合だったと言うことは,両監督共
にきちんと仕事をしていることになる。問題は岡田監督である。もっと謙虚に
なってほしいものだ。監督には「虚心坦懐」と言う言葉を贈りたい。■

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