岡田ジャパン

2009'11.19 (Thu)

なぜ大久保にこだわるのか


アジアカップ予選 対香港戦


11月18日 香港スタジアム 4対0 岡ちゃんの勝ち


FWは後ろからのパスをうまく受ける能力が求められるが,もっと必要なのは
2人のFW同士がうまい関係を保つことだ。大久保はその意味でどのFWとも合わ
ない。それなのに,なぜ大久保にこだわるのか。

監督の指示に全く文句を言わずに練習するからか,意見を言う知恵がないのか。
前半岡崎は全くシュートを打てなかったように思う。大久保は3本ほど打ったが
全てゴールマウスを外している。

大久保に代わって佐藤寿人が入ることによって,何かFWのあたりが動きやすく
なって見えた。実際その後,佐藤も岡崎も得点してる。大久保は単なる岡田の
お気に入りなのか?いくら監督に気に入られても他の選手たちと合わなければ
使う意味がない。全日本は岡田の個人チームではない。

ゴールには結びつかなかったが,長谷部の縦パスはいい。左サイドの松井大輔
の走り出しに合わせることが多かったが,FWは相手にマークされているから,
2列目の飛び出しは有効だ。今後の武器の一つとして,磨きをかけてほしい。

俊輔や遠藤などのパス名人はサイドチェンジの横パスなど,目をみはるものを
持ってはいるが,意外に鋭い縦パスが少ない。FWは2人もいるのだから,FWに
対する縦パスをFWと一緒にもっと練習してほしい。

長谷部の1点目はまるでノーマークのシュート練習のようだったこと,中村の
フリーキックは,まさかあそこには蹴らないだろう,とのキーパーの未熟さに
よる1点であり,寿人の3点目はキーパーがぼんやりボールを眺めていたため,
岡崎のPKは相手のまるで未熟な守備によるものであり,アジアのトップクラス
相手なら1点も取れていない,と考えていい。

南アフリカからの帰国途上での一戦なので疲れていただろうが,文句なしの
得点は1点もなかったのであり,進歩が見られない。「私は満足しています」
とは監督の感想であるが,これでいいのだろうか?

本田は出場機会がなかったが,圭祐は岡田ジャパンのちまちましたサッカー
には向いていないと言える。ジャパンに選ばれるようになってからはオランダ
リーグでも得点が止まってしまった。だから,ジャパンのことは忘れて所属の
リーグでの得点王をまっしぐらに目指してほしい。

ちまちまサッカーではW杯ベスト4などあり得ないのだから。■

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2009'11.17 (Tue)

本田圭佑の使い方が課題だ

南アフリカとの親善試合

11月14日 ポートエリザベス球場 0対0



わざわざ治安の悪い南アフリカくんだりまで出かけて行って負けて帰ってくる
わけにはいかない。南ア・チームのFIFAランキングは日本のはるか下。体力は
おそらくかなり上。この体力差をどう補うかが見どころだ。

岡田の作戦は局面で数的優位をつくることのようだ。しかし,数的優位を作る
には相手よりも余計に走らなければならないので,90分間続けるのは無理だ。
がんばって30分,その間に得点できなければ日本の勝ちはなくなる。

実際,試合開始30分間はそこそこボールを支配でき,おしいシュートが2本ほど
あったが,その後は相手が多くボールを支配して強いシュートも飛んできた。
これで日本の勝ちはなくなった。

疲れてた後でもできることは得意のパスサッカーであるが,ボールはキープで
きても縦にパスは通らないので得点に結びつく確率は低い。90分間戦える作戦
がほしい。

後半,中村俊輔が入ってから縦にパスが入るようになってきた。しかし,全体
に得点が入りそうな雰囲気はなぜか感じない。最後のシュートのとき,やはり
体力差が出るからだろう。結局,この体力差を補うような工夫は最後まで見ら
れなかった。

誰をFWに使うかも重要だ。先発がなぜ大久保なのか,どうしても分からない。
本田圭佑をFWに使ってはどうか。本田は決して中村の交代要員ではない。2人が
ピッチに同時に立って初めて高い得点率が期待できるのではないか。

ちょこまかした中盤のパス回しに本田はなじまないから,俊輔のいない中盤の
中に本田を入れても無駄だ。本田は中村の前で使うような工夫が必要だ。

まず,ベストな11人を選んでから作戦を立てるようにしたほうがいい。
ポジションがダブるから,などは理由にならない。

W杯ベスト4などと言っても,もう誰も信じない。言論の自由は誰にもあるから
言うのは勝手だが,口先だけでなく試合ごとの明確な工夫を示してほしい。■

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2009'10.30 (Fri)

J1 リーグ 大分 vs 京都 (1-1)

泣くなら試合でなく練習で

<10月24日 西京極スタジアム>

今日の試合は岡田ジャパンの試合ではないが,J1リーグの降格試合となるかも
知れない大分対京都の試合を見よう。こういう試合は結構面白いから。

このところ監督が交代して好調の大分は,さっそく1点先取した。おまけに,
レッドカードで相手が一人少なくなった為か,調子に乗って攻め立てたが見事
に同点にされてしまった。このモロさが,このチームの特徴なのだろう。

けが人が多いためか運動量が足りない。試合終了後,J2への降格が決まって
泣きだす選手もいたが,もっと練習で走りこんで泣きたくなるほど練習して,
その代わり試合後には泣かなくてもいいような試合をしてほしい,と言いたい
のだが選手層が薄い弱小チームにはそれは無理というものか。

しかし,それができなければ,たとえ再度J1に戻れても,またすぐに降格する
ということなのだ。

この試合だけをみると,明らかに選手たちが未熟であり練習不足と見えるが,
実は試合をしているのは選手だけではないのであり,監督や会社全体でも一緒
に試合をしているのであり,大分の場合このサポート体制がやや低下している
のではないかと心配される。

28日のACL準決勝の名古屋の敗戦も同じことが言えるようで残念だ。確かに,
選手たちのパスミスは多すぎるが,ミスが少なくて済むような戦術が求められ
るのではないか。ストイコビッチは最高の選手だったが,監督としては不合格
ではないだろうか。

岡田ジャパンも最近の親善試合では好調を続けているのは,選手たちが好調
だからだろう。もし11月14日の南アフリカ戦に苦戦するようならば,なぜ苦戦
したかを国民に説明しなければならないだろう。そのときは辞表を手に帰国し
てほしい。南アのFIFAランキングは日本の2倍以上なのだから…。■

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2009'10.15 (Thu)

親善試合トーゴ戦 5-0 岡ちゃんの勝ち

ただの練習試合だった


<10月14日 宮城スタジアム>

トーゴは前回のスコットランド同様にW杯出場を逃したばかりで,主力選手は
がっかりしたらしく来日していないらしい。FIFAランキング71位やる気のない
選手を集めた2軍どころか3軍(?)と言った方がいいかも…。しかし,身体能力
は高いだろうから,油断は禁物だ。

それはそれとして,日本のスタメンはどうなるだろうか?FWは森本や岡崎など
近年になく充実しているので,大久保以外なら誰が出ても問題ないのではない
だろうか。

問題はMFであるが,2列目が中村俊輔と憲剛,3列目が遠藤と長谷部とのこと,
無難なメンバーでスタートした。

試合が始まると,日本は早めにゴール前の岡崎と森本めがけてクロスを入れる
練習通りの試合運びを見せて,10分余りで3点を取ってしまった。

しかし,相手はまるで消化試合と考えているようで,何点取られても淡々と
試合を進めるだけであり,これではW杯出場のための練習には全くならない。

例えば,中村俊輔・憲剛や遠藤のようにボールさばきはうまいがフィジカルの
弱い選手が3人も入ると,今日のような元気のない相手には”うってつけ”だが
W杯本戦のような激しいゲームには通用しないのではないだろうか。

今日の試合でも,この3人は素晴らしいパスを何度も蹴っていたが,憲吾は体
をぶつけられると簡単に転んでしまう。Jリーグではファールをもらえるかも
知れないが,W杯では無理だ。そんな選手が3人もいては本番では勝てない!

サッカーは格闘技だ。特にW杯は本能むき出しの肉弾戦だからこそ世界が熱狂
するのであり,いくらパス・サッカーがうまくてもW杯では通用しないと思う。

どうしても本田圭佑の力が必要である。W杯に出てくるような外国の選手は
日本選手よりも圧倒的に足が速いから,石川も外せない。

だから,やや体力的に低下傾向の見られる中村俊輔と遠藤をボランチにして,
本田と石川を2列目に使うのが良いのではないか。

W杯に入る前にこのスタメンで,ぜひとも一度戦ってもてほしいものだ。
アーリークロスと言う岡田監督の作戦は今日の試合に高得点をもたらした。
しかし,これも足の速いDFの多いW杯出場チームには簡単には通じないだろう。
せめて,もう一つくらいは戦術を研究してほしい。

今日のような練習試合をやりたいのであれば,大学チームを相手にいくらでも
できるのではないか。やる気がない相手との試合結果は何の意味もない。特に
気になるのは,相手がまるで攻めてこないからディフェンスの練習が全くでき
なかったことだ。このままでは不安がつのるばかり。岡ちゃん,どうするの?

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2009'10.10 (Sat)

親善試合スコットランド戦 2-0 岡ちゃんの勝ち

もっと試合を楽しんでくれ!


<10月10日 日産スタジアム>

W杯出場を逃したスコットランドは9人もメンバーを入れ替えて来日したと言う。
FIFAの最新ランキングではスコット30位,日本は40位だが,相手が2軍である
ことと日本のホームゲームであることや中村俊輔がこの国のサッカースタイル
をよく知っていることなどを考えると,負けることはないだろう。

相手は2軍だと言われたくないだろうから,試合開始と同時に元気よく攻めて
くるに違いない。開始から15分ぐらいは適当にあしらう必要がある。それが
できれば,後は何とかなるだろうから,ぜひ試合を楽しんでほしいものだ。

さあ,どんな試合になるだろうか?

試合開始早々からは相手は攻めては来なかったが,だいたい予想通りの試合と
なった。8日の香港戦とメンバーをがらりと代えて,本田・石川・前田などが
先発した。いつもの,マンネリ化した岡田ジャパンと違って新鮮な雰囲気だ。

8日の試合と比べて,ブレーキになる選手がいなかったのは大変によろしい。
石川は特に良かった。石川のようにスピードのあるFWはどのチームに入っても
すぐに戦力になる。"スピード"は目立つから,パスを出しやすいのだろう。

後半,途中交代で入った駒野のクロスをこれも途中で入った森本が合わせよう
としたがその前に入った相手選手が慌てたためかオウンゴールしてしまった。
森本の得点と言っても何の問題もない。

石川に代わって大久保が入った。また下手な大久保か,と思ったが,高い位置
から体を張ってディフェンスに走り回っていた。大久保は先発ではなく,先制
した後などに絶対1点もやれない,というときには役に立つ。適役だ。

松井のボールさばきは,それを見ているだけで楽しい。本田はミスも目立つが
試合の最初から最後まで存在感は抜群である。追加点は本田の左足だった。

個性的なタレントぞろいの今日の試合はやはり楽しかった。選手たちも十分に
試合を楽しんだのではないだろうか。それでいいのだ。

さて,14日のトーゴ戦はどう戦うか。できれば今日のメンバーを中心に考えて
ほしい。個性的な才能が集まれば,監督が余計な指示をしなくても選手たちは
気持ちが通い合って良い試合をするものだと,今日の試合はそれを教えてくれ
ている。

これまでの全日本に比べて,現在の全日本は圧倒的にタレントぞろいである。
中村俊輔さえかすんで見える。後は監督の能力次第だ。■

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