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上昇気流は岡田ジャパンに


デンマーク戦:キーパーの癖を日本は知っていた

昨日も書いたように岡田は「サッカーがチームスポーツであることを見事に
証明してくれた」などと,官僚的な感想を述べているが,試合を決めたのは
間違いなく本田と遠藤の2発だった。

本田のフリーキックはキーパーに真っ向勝負するボールで,ゴール近くでやや
キーパーの右へスライドしたが基本的にはまっすぐな強いボールであり,川島
ならボールには触っていただろう。

真っ直ぐキーパーに向かってくるボールは軌跡が見えず単にだんだんボールが
大きくなってくるので,キーパーにとっては距離感がつかみにくいのだろう。
特に壁の背が高いので本田の動きやボールのコースが読みにくかったに違いな
く,背は高ければ良いとは言いにくいのだ。

遠藤のときも同じだが,このキーパーはやや左サイドを空けて立ち,蹴るのと
同時に中央付近にポジションを取り直す癖があり,それを日本チームは事前に
知っていたのではないだろうか。

本田はこのキーパーの動き出しを確認しながら早いボールを右サイドネットへ
蹴りこんだ。事実,本田は試合後のコメントとして「キーパーが思った通りに
動いてくれたから」と話している。

キーパーの癖を見抜いたのはビデオなどの資料を詳しく調べ上げた日本チームの
技術スタッフであり,彼らのファインプレーだと思う。これからもよろしく。

遠藤のゴールはまさに驚きであった。スピンのかけにくい今回のボールに見事に
強いスピンをかけて見せ,キーパーのおそらくは想定外のコースに美しい弾道を
描いた。今回の曲がりにくいボールは日本に幸いをもたらしつつある。

この2つのフリーキックは世界レベルどころか世界レベルを超えてしまった!
相手選手たちがこのキックを防ぐための練習をしようとしても,蹴れる選手が
いないのだから,練習のしようがないのだ!

今回のW杯ではレッドやイエローカードが出やすい。特に,後ろからの反則行為
については厳しいので,本田のように新米フォワードにとってはこの上もなく
ありがたい。条件は整いつつある。

おまけに日本の選手たちは絶好調であり,スタッフも立派に機能しているから,
後は岡田がごうまんにならない限りパラグアイには勝てると予想する。■
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デンマーク:背の高さが仇に


キーパーの癖を日本は知っていた

前半のデンマークの攻撃はすばらしかった。何かに気付いた遠藤と阿部が話し
合ってから,遠藤が監督の元に走った。攻撃的な布陣からいつもの守備的な
布陣に変更したのだろう,しだいに試合は落ち着いてきた。

試合後,岡田は選手間の隙間を相手に突破されるので,いつもの布陣に戻す
ように指示した,とか言っていたが,これは岡田をほめるべきでなく遠藤ら
選手たちのファインプレーではないか。

岡田ジャパンは明確に進歩した。監督の指示は絶対的だと考えて指示通りに
動いていた選手たちも岡田はたいした監督でない(?)ことに気付いたようだ。
「W杯前の国際試合4連敗の教訓」なのだろう,この選手たちは大人になった。

「サッカーがチームスポーツであることを見事に証明してくれた」と試合後に
岡田は述べている。国内での評価も「団結」を強調している。しかし海外での
評価は「本田を絶賛」しているではないか。

このレベルの試合になるとみんなが団結するのは当たり前であって,それだけ
では点が入らない。「W杯前の国際試合4連敗」が何よりもそれをよく物語って
いるではないか。

日本人もいつまでも「官僚的お上(かみ)の目線」で選手たちを見るのではなく,
選手たち一人ひとりを丁寧に評価してあげなければならない。企業における
社員評価も同じだろう。十把(ぱ)一からげでの評価法はもうやめよう。
本田がいなかったら日本は勝てなかったに違いないのだ。やはり個の力なのだ。

選手たちは勝っても謙虚だった。監督だけには反省が見られなかった。これが
次の試合に影響しなければいいが…。■

フリーキック2発については明日研究することにしよう。

確率70%で日本はグループリーグを突破する

明日はデンマーク戦

まずは惜敗した先日のオランダ戦を振り返ってみよう。
日本がボールをしつこく追うからだろう,オランダのボール回しは早い。日本を
疲れさせる作戦のようで,この作戦はそこそこ成功したと言える。

ボールポゼッション率はオランダが高いが,これは体力差で仕方ない。しかし,
ミスは少なくシュートも日本の方が多かったので,前半に得点できなかったこと
が日本の敗因だった。 

本田にボールが入らない。したがって本田を1トップにしていても意味がない。
後半には何か一工夫しないとゴールは難しいと感じた。

はたして後半動いたのはオランダだった。ドリブルと縦パスを多用してゴール
付近にも人数をかける攻撃モードに切換えた。理にかなった作戦である。
岡田は前後半で作戦を変更することはなく,したがって決定的に相手を崩す
場面は結局なかった。決勝ゴールとなったシュートはキーパーが取るしかない。

また,中村の途中交代意図が分からなかったし,ミスが大変多かった。岡崎・
玉田の途中交代の意味も伝わらなかった。毎度のことだが…。

トルシエやジーコの交代選手は得点に絡む場合が多かったが,岡田の選手交代
は意味不明な場合が多い。

岡田ジャパンは今年に入ってから負けっぱなしで,岡田の頭の中は真っ白に
なってしまったに違いないことは何度も指摘したが,W杯に入ってから,やっと
少し立ち直ったようだ。

どうやら岡ちゃんはじっくり時間をかけて考えると,いい作戦を編み出せるが,
試合の流れを見ながら,その時々で最適な作戦を考え最適な選手交代を実行する
などの現場でのリアルタイムな決断は大変に苦手のようだ。

危機管理の初歩として,相手のスタメンが予想と違ったら作戦をどう変更するか
とか,相手が作戦変更をしてきたらどのように対応するかなど,こまごまと
フローチャートをノートに書き込んでおいて,それを持って試合に臨めばいい。

どんな監督でも試合中は興奮しているが,そんなときでも冷静な判断ができる
監督と判断ができなくなる監督がいるように思う。判断できなくなったら,
危機管理ノートを見て決めればいいのだ。

今さらこんなことを言っても手遅れだろうが,とにかく岡ちゃんが冷静にゲーム
の流れを読みながら素早い判断をしてくれることを祈るしかない。

レッドカードをもらわず,岡ちゃんがパニックを起こさない限り,オランダの
勝つ確率30% 日本も30% 引き分けは40%と予想する。結論として70%の確率で
日本はグループリーグを突破できるだろう。■

明日はオランダ戦

カメルーン戦はラッキーだったことを忘れるな

韓国の2戦目はアルゼンチンが相手だったがボロ負けだった。1戦目が調子良
かったので図に乗ったものと見られる。

体力的にも勝る強いチームに対しては守りきれるものではないだろう。特に,
攻撃力に優れた韓国チームの良さがまるで発揮できなかった。

スペインに1度も勝ったことのないスイスが1点を守りきった戦い方も参考に
なる。長身選手をそろえたスイスは徹底的にゴール前を固め,その上で体力の
温存を図った。

後半,カウンター攻撃から1点をもぎ取ると,再びゴール前を固めてスペイン
の猛攻をしのぎきった。

自らの特徴を封印したチームが負けて,特徴を生かしたチームが勝ったことに
なる。勝ち負けは別として,自分たちのサッカーをやることが一番だし,それ
しかない。

さて,日本の特徴であるが局面的に数的優位をつくってボールを奪って攻撃の
起点にすることだ。これは4年前のジーコジャパンから実は変わっていない。

この戦法は後半必ずスタミナ切れとなって,逆転負けを何度も経験している。
しかし,これが日本の戦い方だから仕方ないのであって,格好良く戦おうと
考えると韓国のようなボロ負けとなるに違いない。

前半に1点とって後は何とか泥臭く守りきる,これしかないのではないか。
守りながらのカウンタ攻撃も有効だが,それが得意なフォワードがいない。
本田がカウンタ攻撃得意とは到底思えない。

カウンタ攻撃を期待して岡崎と矢野の両フォワードを途中交代で投入したが,
この交代は岡田監督の反省材料であるはずだ。

1点取った後は根性で守りきる。もし,前半1点取れなくても引き分けだ。
4年前のように逆転負けしなければ日本は進歩していることになる。ここが
明日の試合の見所だろう。

日本人と体格的に差の少ないチリの戦い方はこれからの参考になるだろう。
局面的な数的優位の戦法は日本と変わらないが,最後までそれをやり抜くだけ
のスタミナがある。

スタミナと言うよりも数人がかりで奪い取ったボールは四つん這いになっても
何が何でも取り返されないぞと言う強い意志が感じられる。ボールを奪い取っ
てもすぐに取り戻されてしまう日本とは大きな差であり,疲労度が違ってくる
のは明らかだ。

背の低い選手が四つん這いになってボールを守ると背の高い相手はなかなか
ボールを取り戻せない。大いに参考になる戦い方だ。日本がこのレベルに達す
るのは何年後だろうか。■

カメルーン戦,ラッキー!


試合開始前に発表されたスタメンを見るとこれまでと変わりない顔が並ぶ。
それではこれまでと変わりなくダラダラと負けるだけではないのか?しかし,
選手たちの表情はカチカチに緊張しているように見えるが,気合が入っていた
と見るのが正しかった。

相手が超守備的に入ってくれたので助かったのではないか。と言うよりも,
組織的な攻撃がまるでできないチーム状態にあったようだ。ラッキーとしか
言いようがない。

前半唯一のシュートと言ってもいいチャンスを得点したのだから,相手の側か
ら見ると悔やんでも悔やみきれない敗戦となってしまったに違いない。

松井のドリブルが少ないチャンスを演出していたが,玉田や大久保のように
無理やり相手の間をすり抜ける危なっかしいドリブルと違って,松井は相手の
動きを読みながら逆へ逆へとボールを運ぶ「いやらしい」ドリブルでだ。

ただ,体が硬いせいか最初のボールタッチが悪いのが欠点であり,もうひとつ
言うならばスタミナがないのが残念だ。せめて90分走りきってほしい。メタボ
気味ではないだろうか?

後半の戦い方が問題だ。4年前のベルリン大会のときから最近のイングランド戦
に至るまで,先制しても逆転される試合が続いているからだ。カウンター攻撃
ができないのが原因だ。

スタミナがないから,後半でのカウンター攻撃などとても無理である。矢野と
岡崎を投入したが,最前線からの守備とカウンター攻撃期待だろう。しかし,
後ろからの押上が期待できないのだから無理である。実際,2人ともほとんど
働けなかった。

選手交代は守備要員を増やすのが正しいのではないだろうか?前半1~2点取っ
たら後半はなりふり構わずベタベタと相手に絡み付いて下品に守り通す。これ
がこれからのA代表の戦い方ではないか。

Jリーグでも1点取って守り切るような試合はほとんどない。守り切ろうとすると
必ずといっていいほど失点してしまう。A代表はJリーグよりも上なんだと言う
ところを見せてほしい。

先制して何が何でも守りきる。そうすればオランダ戦でも勝ち点が取れるかも
知れない。■
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 プロフィール 

うみ太郎

Author:うみ太郎
ザッケローニ・ジャパン応援団。

  

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