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◆◆日本の金融工学

日本のバブルを崩壊に導いたのはヘッジファンドであることは,よく知られて
いる。彼らの武器の一つは金融工学である。今回のアメリカ発のサブプライム
問題も金融工学がかかわっているようだ。だから日本のマスコミはこの理論を
良く理解もせずに悪と決めつけている。

金融工学は近代制御理論などの工学理論から派生したものであり,実際に使う
ソフトはほとんど同じだ。だから,日本の金融工学は確立されている工学理論
の上に乗っかろうとしているように見える。しかし,経済と工学では扱う対象
が異なるから,工学理論の上に完全に乗って全ての工学理論を流用することは
できないのである。勝手なことをするな!

例えば電気とか機械とかの工学理論も実は数学の上に展開しているのであるり,
金融工学も数学と云うプラットフォームの上で,数学者の意見を聞き入れなが
ら独自に発展させていく必要があるのだ。

ところで,数学は何の上に乗っているのであろうか?それは言語である。数学
は複雑に多くの記号を使うが,それらは全て言葉で説明されるものであるから
自然に数学者は言葉に厳格である。それは工学の世界にも強く影響している。

経済学はどうだろうか?昨日との株価の差のことを経済の分野では比と云う。
比較には比と差があるのだから,区別しなければならないのに,あくまでも比
と云いたがる。乖離(かいり)率と云う単語もよく使う。乖離とは離れ離れの
ことだから,ある程度はっきりと離れているその程度を表す言葉らしい。では,
少ししか離れていない場合には乖離率では表現しないのか?

おそらく数学屋が聞けば誰でも体中がかゆくなりそうな,いい加減さである。
このことから見ても,日本の経済学は数学とまさに乖離(?)している。基礎に
なる数学との接続が悪い日本の金融工学がなかなか進歩しないのは当然だ。

経済屋さんは工学理論を流用するだけでなく,もっと直接的に数学者と仲良く
することが絶対に必要である。そうしないと,我が国ではヘッジファンドは栄
えないし,日本人もヘッジファンドを理解することはないだろう。悲しい現実
がそこにはある。


  うみ太郎 ===========================2008年11月11日       



そん所そこらでは売ってない本



 

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